松ろうブログ

　１２月１４日に浜田ろう学校、岡山聾学校とリモート音楽発表会・交流会をしました。昨年に引き続いてのリモート交流です。

　自分たちの地域の音楽を紹介し合うという企画があり、本校は銭太鼓を披露しました。YOASOBIの三原色という曲にのせての演奏でしたが、練習の成果を発揮していました。浜田ろう学校と岡山聾学校は、それぞれの地域の神楽の紹介と太鼓の披露でした。

　他にも、３校合同での合唱や、お互いに話をする交流コーナーなども行い、３校の生徒から、それぞれ「楽しかった」という感想がありました。

12月13日（水）に、２学期お楽しみ会が行われました。

前週まで期末試験があったため、限られた時間の中での準備となりましたが、各係でアイディアを

色々と出しながら進めてきました。

当日も、それぞれが自分の役割をしっかりと果たし、頼もしい姿を見せてくれました。舎生が少なくても、舎生が中心になって考え、自分達で準備をして会を作り上げていくことができたことを実感したようで、みんな充実感に満ちた表情でした。一人一人の力を合わせ協力することで、自分達のオリジナルの会になったと思います。

今年度も大学生さんが参加してくださいました。一緒にトランプで「ババぬき」＝「ババぬきカップ」を真剣勝負して楽しんだり、茶話会でおいしいチーズタルトを食べたりしながら、たくさんの笑い声があちこちから聞こえ、にぎやかな夜になりました。

東京管区気象台と筑波技術大学の先生に、「防災」についての授業をしていただきました。テーマは「大雨や強風から身を守る」「津波フラッグって何？」の２つで、先週避難訓練を終えたばかりの二人にとってはタイムリーな企画だったかと思います。手話通訳も手配していただいており、パワーポイントを見ながら分からないときは画面上の手話通訳を見て確認することができました。時折クイズに答えながら、よく考えて授業に参加していました。

【児童の質問や感想】

「色んな雲とか天気のことを知ることができてよかったです。」

「雷が木から人に落ちる様子を初めて見ました。」

「津波フラッグのことなど知らないことがあったので、知ることができてよかったです。」

「教えてもらった他に、津波の表示はありますか？」

「家に帰るときに（津波注意の表示を）探してみようと思いました。」

　小学部４年２組、５年生、６年生は今年度、古江小学校５年生と一緒に米作りに取り組んできました。

１２月７日（木）、古江小の友達と一緒に、自分たちで育てた米を使ったカレーライス作りとカレーパーティーを行いました。

　カレーパーティーには、種もみ蒔き見学から稲刈りまで、大変にお世話になった、古曽志町のカンドーファーム株式会社の田尻さんをお招きしました。一年間の感謝の気持ちをお伝えしたり、一緒においしいカレーライスを味わったりし、楽しいひとときを過ごしました。

　11月29日（水）、古江駐在所に見学に行きました。警察官の寺井さんから、駐在所の仕事を教えていただいたり、仕事で使う道具を見せていただいたりしました。また、児童から寺井さんに質問をしました。「交番と駐在所の違いは何ですか？」「寺井さんがお休みの日には、誰が古江地域の安全を守っているのですか？」などの質問に、丁寧に答えていただきました。

「警察官になりたくなってきた！」と、寺井さんの姿に憧れの気持ちを抱く児童や、夜中にお仕事をされることもあると聞き、「夜、寝られますか？」と寺井さんを心配する発言をする児童がいました。

　また、古江駐在所まで乗せていただいた古江コミュニティバスの車体に、『子ども安全パトロール』のステッカーが貼ってあることを発見した児童もいました。駐在所の警察官だけでなく、様々な方々によって古江地域の安全が守られていることに気付いた子どもたちでした。