幼稚部のブログ記事

ブログ_幼稚部 | 島根県立松江ろう学校 (matsurou.ed.jp)

幼稚部の重点目標と具体的な取組

重点目標

子どもが主体的・対話的に活動し学びを深める授業づくり

具体的な取組

幼児が身近な大人や友だちと安心して過ごす中で、自分の気持ちを表現しながら遊ぶことができように、環境設定の工夫(共感、気持ちの受け止め、わかるための手だて等)をする。

教育課程と週指導時数

pdfファイル「R6教育課程(幼小)」をダウンロードする(PDF:42kB)

領域 3歳児 4歳児 5歳児

健  康

人間関係

環  境

言  葉

表  現

自立活動

総合的に指導する

※1日4時間

※年間39週を標準とする

  • 幼稚園教育要領及び特別支援学校学習指導要領に基づいた教育課程を実施する。
  • 各領域の指導については偏りのないように総合的に指導する。
  • 自立活動については、全領域で指導する。幼児の実態に応じて個別指導、学級指導などで指導する。
  • 子どもの実態(特に3歳児)に応じて、加重負担とならないように配慮する。

生活時程

生活時程

幼稚部で大切にしていること

コミュニケーションの方法について

  • 聴覚口話及び手話、身振り、平仮名、指文字等、いろいろなコミュニケーション手段を使い、自分の思いを発信し、身近な人と伝え合い分かり合えることをめざしています。
  • 幼児の顔(表情)を見て、ゆっくりはっきりイントネーションを大切にして話します。

幼児との関わりについて

  • 「~だから~」と因果関係がわかるように働きかけることを大切にしています。
  • 幼児の思いを受け止め、信頼関係を深めます。
  • 幼児が自分で考えて行動できるよう、待つことを大切にしています。

絵本の読み聞かせについて

  • 絵本の読み聞かせを大切にしています。絵本に親しむ子は本好きの子どもになっていきます。

絵日記について

  • 幼児とのやりとりが広がることを願って、教師や保護者が幼児と一緒に絵日記に取り組むようにしています。内容は、日常生活の中のこと(例~何かしたこと、びっくりしたこと、できるようになったこと等、幼児の心に残ったこと)が素敵な題材になります。

幼稚部の行事について

  • 幼稚部の行事のほとんどは、親子で体験し楽しさを共有し互いの気持ちを伝え合う場ととらえています。そのため、幼児としっかり関わることを大切にします。感動を共有し幼児の思いを受けとめ、「今、ここでのコミュニケーション」の充実をめざします。

地域交流や在籍園の保育に関して

  • 生活習慣、身辺自立、障がいの理解、コミュニケーション手段等について、在籍園とろう学校、保護者の方が共通理解を持って取り組めるように、連携しています。

関係機関との連携について

  • 保護者及び学校、関係機関が幼児の支援について共通理解できるよう必要に応じて連携しています。

主な活動内容

(1)保護者支援

  • 保育参加→毎日実施(家庭でのコミュニケーションの参考にする場)
  • 家族参加→年1回程度設定(普段学校に来られない家族とのコミュニケーションの場)
    ※参観は随時していただいております。
  • 学 習 会 →年数回実施
    例)「先輩の保護者の体験談」「きこえ、コミュニケーション」「手話学習会」「絵本の読み語り」「絵日記の書き方」「給食試食会・食生活について」「子育てについて」「子どもとのかかわり方について」「難聴疑似体験」など
  • 懇談会等

 ・ 学級懇談(必要に応じて実施)
 ・ 学部懇談(各学期に1回、その他必要に応じて実施)
 ・ 個人懇談週間(年3回実施)

(2)交流保育

  • 居住地の幼稚園や保育所・園との交流→4歳児2学期から木曜日実施が基本
  • あさひ乃苑との交流→学期に1回程度実施
  • 古江幼稚園との交流→行事等で交流

(3)主な行事

【1学期】  親子遠足 七夕会 他

【2学期】  秋の遠足 なかよしまつり クリスマス会 他

【3学期】  お別れ会 お別れ遠足 修了式 他

R6写真一覧